某アニメ2期の話

Twitterで話すと炎上に巻き込まれそうなのでこっちかなと。

某アニメ2期は1、8、9話しかみてない。その他の話は感想あらすじ問題点等のまとめて把握してる感じ。
(何故こんな見方しか出来ないかというと、だるくて見る気にならないから)

現在最新話が大変燃えている。
というか某アニメ2期はもう監督交代劇から燃える要素しかないんだけども、それでも製作されたものがもう少しマシなものだったならば、こんなに燃える事はなかったのではと思う。
感想、考察、話作りには非常に勉強になる。私は右脳野郎なので、こうしてはダメというのは直感とか経験でしか分かってない。
何となくそれは悪手だと思うっていうものを排除して排除して物を作る。
そして色んな筋道を立ててくれた考察で納得する。自分でも後々だと理論を構築出来たりするのだけども、まず初めは直感でしかない。

閑話休題
ほんでなんで製作されたものがダメなのかを考えるに、普通に考えると監督が悪いという事になる。
監督というのは作品の全てをコントロール出来る権限がある。
脚本が悪かったらリテイクを出せるし、作画動画スタッフ等々、たいがいのものには口を出す権限がある。

そして実際、今回の監督にはかなりの問題があるとは思う。作品とかでなく、ご本人自身の問題が。
まあそれも置いておいて、監督を含む、この2期に関わるスタッフが色んな所で話してる事を総合すると、こうなのかなあっていうのを感じたので書いておく。
他の人も指摘してた事を自分の中でまとめたものなので、既に言われた事のただのまとめになるだけかもなので、もっと詳しく分かりやすい話は他にあるかもしれない。
その場合はここはスルーしてそちらを参考してください。

まず監督。
この監督が語っているポエムはどうでもよく、『監督は誰でも構わない』という部分なんだけど、本当に誰でも構わない状態で仕事を引き受けたのだとしたら?

そして脚本。
誰かから出されたプロットを分かりやすさ、面白さを考えて改変する事をNGとされていたとしたら?

あと監督と脚本家さん両方。
この作品がどういう作品なのか、きちんと理解出来ないままで、手元に渡された意味のなさげな資料などでとにかく作れと言われていたら?

何言ってるか分からないかもですが、これはあくまで推測です。
集めたデータを総合して思いついた事なので信憑性は全くありません。多分。

1期の監督はオワコンになっていたものを大人気にした功労者だったものの、良い物を作るために、自分の判断で許諾をとらず行動を取ってしまう事が多かった。
しかしそれは作品をタイムリーに盛り上げるためであり、宣伝効果もあったので、結果的には人気や売り上げに繋がっていた。

しかしクライアントは、その部分ですらも売り物にすればと思っていた。
せめて何かをする時には一旦伺いをたてるべきと考えていた。
(この2点はまあ割と当然至極の事です)

なのでもう売れた作品の続編だし、2期は制御のきく監督をあてがいたかった。

そして元々のコンテンツのデザインを担当したり、コンセプトを提示していた漫画家も、自分の出したアイディアに対し、ほぼ従ってくれなかった監督を快く思ってなかった。
そもそも、このコンテンツの発足は、その漫画家のイラストの動物をキャラクターとして云々が始まりだったはずだから。

なので2期は上記の漫画家が全ての権限を持つという事にしたのではないか。
なので、この漫画家の出したアイディア、プロットを大きく改変する事は禁じられていたのではないか?

この場合。脚本家も監督も誰でも良い事になる。
全てを知っている(本当にちゃんと考えているかどうかは謎)のはその漫画家のみ。
その人が出してくるものを粛々とアニメっぽいものにするだけ。

脚本が雑だったり、アニメの進行がおかしいのも、『面白く、分かりやすく』という改変がNGになっているからとか?

もちろん監督だって脚本家だってそんなの作りたくない。ただでさえ炎上案件である。
しかし、それを受ける事によって、その後美味しい何かを提示されているなら受けるだろう。

まあただの憶測だけど、こうでもないと今の作品の酷さの原因が分からないし、監督や脚本家の言動の意味も分からないからね。
駄文失礼しました。