人気が出た理由が分かってない

非常にお粗末な作品を制作して、それが売れるだろうと思ってる人間というのは何なのだろう?

 

最初の作品がヒットしたとしたら、何故それが売れたかを考えるのが商業というものではないか?

しかしアニメ、ゲーム、漫画などはそういう事をせずに、当たったらそれに乗っかって続編を作れば当たるだろうと安易に思ってる制作サイドのなんと多い事か!

 

実際、きちんと情報を収集して何故受けたのかを調べて、同じように続編を作っても当たる確立は低いかもしれない。

タイミング的な要素もあったりもするだろう。

 

でも、決してそれだけではないし、全く何もせず、最初の作品を継承すれば売れるかと言えばそんなはずがない。新しい作品は前作とは当たり前だが同じにはならない。

制作スタッフが変わったり、続編が制作されるのが数年空いてしまったりすれば、どんどん売れる可能性は低くなる。

 

話は変わって、どこの会社でもある事だが、人員が足りないという時に決まってただ人員を増やせば良いという風に言う上司がいる。

はっきり言えば、ただ人員が増えただけではこなせないのが仕事と言うものだ。

何故ならその場に必要なスキルを持ってない人間が幾ら増えた所で、元にいるスタッフの負担が増えるだけなのだ。

全くスキルは必要のない仕事ならば良いが、果たしてそんな仕事があるだろうか?

 

マニュアル化が徹底している仕事であっても、新人が入ってくればその教育係の負担が出来る。多くの人員不足の会社では、教育係だけをする人間などいるはずもなく、自分の仕事を沢山抱えつつ、安易な補充で入って来た人間の面倒みなければという、むしろ全く作業が楽にならないという事もままある。

 

これが前述の職種などでは余計に顕著に表れる。

漫画であれば、入ったアシスタントの力量でも変わるし、ゲームなら制作会社の力量でクソゲーにもなるし、アニメなら大炎上になったりする。

これも支持を出す部署の人間がちゃんとしてればそうはならない。

 

しかしそこは会社。

会社というのは3割の儲けを出す人間と7割のそうではない人間で構成されると言う。

上司が必ずしも儲けを出せる人という事もない上に、上になればなるほど、コネで入って本人自身が自分の能力レベルを全く把握してない人間だったりする。

その上、あろう事か自分を出来る人間だと思っていたりする。

 

今までは誰かの金の力やコネなどで生きて来たかもしれないが、そうそう露見せずにはおられない。

何故なら能力が低いが故に自己顕示欲だけは強いのがそういう人なので、自分からしゃしゃり出てくるものだからだ。