ひさびさ

映画館に足を運んで見て来ました。

TVアニメは2期まで斜めに視聴、半年位前に同じ部分を別個に劇場化したのも劇場に見に行って、今回も夫の希望で見に行きました。

原作小説を夫は読んでて見てる、私はそれを読んでないで見たという感じです。

 

映画としては2時間もない尺の中で取捨選択がめっちゃあるんだろうな~という感じでしたが、そう思いつつも個人的には高校生の主人公やそれを取り巻く仲間達にきちんと感情移入出来る映画だったと思います。うるっと来たし。

惜しむらくは、原作部分を読んでないのに『きっとこれもっと色んな部分があったんだろうなあ、それら全部を描けないのはきっと勿体無いんだろうなあ』と感じた部分。

 

これまでの劇場版は、TV版放映→劇場版は総集編って感じのが2本続いたので、TV版では13回というスパンで主人公、同級生、先輩などの色んな出来事を丹念に綴っていたのを劇場版で見ると『ばっさりすぎて勿体無いなあ』だったんですよね。

今回も劇場版にするために原作とは実際かなりばっさばさ切ってるそうなので(でもまとめ方は上手いと言ってましたね夫が)、今度は逆にTV版で細かくやったら良いのになーと思ったんですが、実際TVだと円盤売り上げの都合上出来ないから映画を作ったって感じだろうなって思いました。

 

TVのアニメでも多分すごく丁寧な作りをするアニメ制作会社だからなあ、そこらへんはものすごく売れないと次回作とか難しいのかもしれんなあと思いました。

 

とはいえ、TVでもクオリティ高い所なのに、劇場版になると『劇場版ではこのレベルは普通か?』と思ってしまう所もあり。

しかしこないだTVで見た同じように2期までTV、そして劇場になった作品を冒頭を見たのだけど、こっちはむしろTV版の方がクオリティ高かった。何で?劇場版の方が低いんだ?って感じだったので、同じクオリティ、そして細部にも気を配ってると感じられる作品だったなあと。

 

劇場に足を運んだけど、少し待ってDVD借りて見れば良いやって作品が結構多い中で、これは満足の劇場版だったなあと思いました。